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針子の飼育に最適!ゾウリムシの培養方法

エサ(培養)

メダカの針子が落ちてしまう原因で最も多いのが「餓死」だと言われています。

メダカは胃袋もなく、針子は特に体内に食料も蓄えられず、常に食べ物を求めています。

針子用の粉餌も販売しており私も使用していますが、仕事の関係上エサをあげれるのは朝の一回のみ。

これだと餓死する子が出たり、成長が遅かったりしてしまいます。

我が家ではグリーンウォーター+ゾウリムシで飼育する様になり、針子の成長も早く、メダカが落ちることは少なくなりました。

本記事ではゾウリムシの培養方法をご紹介します。

必要なもの

・種ゾウリムシ

 ネットで購入可能です。
 私も今年の種ゾウリムシはAmazonで購入しました。

・ペットボトル
 飲み終わったペットボトルでOKです。
 ジュースやコーヒーなど、なんでもOKです。
 我が家は1.5ℓのペットボトルを使ってます。

・エビオス錠

 薬局やネットで購入可能です。
 私はAmazonで購入しました。

・水道水(浄水)
 残留塩素を除去した浄水を使っています。
 そのまま水道水でも良いと聞いたこともありますが、私は浄水しか使用したことがありません。

培養方法

①ペットボトル満タンを100%として、種ゾウリムシを10〜20%ほどいれます。

②70%の位置まで浄水を入れます。
目安としてペットボトル上部が狭まる位置くらいです。

③エビオス錠を1錠入れます。


2錠でも良いですが、培養が早い一方でエビオスのかす(沈殿物)が多くなり、見た目的にも好きじゃありません。
1錠で問題なく培養できます。

④キャップを閉めて、攪拌します。


エビオス錠は数分で水に溶けますが、底に沈殿するのでペットボトルのキャップを閉めて振って攪拌します。

⑤キャップを緩めて光のあたらない場所で放置
ゾウリムシへの酸素供給のため、キャップは緩めておきます。

⑥④、⑤を1日1回行います。
絶対に1日1回攪拌する必要もなく、数日放置していても問題ありません。

⑦1週間程で培養完了
気温が高いと3日ほど、気温が低いと1週間程でワラワラ湧いたゾウリムシが確認できると思います。

使用方法

培養が完了したら、空のペットボトルに培養済ゾウリムシの上澄みだけ移し替えます。
この時、エビオスかすの沈殿物が入らないように気をつけて移し替えています。

培養に使っていたペットボトルは水道水で洗い、別のペットボトルに移したゾウリムシを10%ほど戻し、培養方法の①から再度培養に使用します。

残ったゾウリムシを針子容器に入れるだけです。

針子容器のサイズによって入れる量を変えてます。
2リットルにつきキャップ一杯程度を目安にしてます。
目分量でかなりラフな管理です。

針子だけでなく、ミジンコのエサとしても使っています。

おわりに

ゾウリムシの培養はラフな管理で簡単に行うことができます。

針子が上手く育たなくて悩まれている方、ゾウリムシをエサとして与えてみてはいかがでしょうか。

私はグリーンウォーター+ゾウリムシでの針子育成が最適と思っています。

※ゾウリムシの培養液はかなり臭いです。こぼさない様に注意してくださいね。

グリーンウォーターの作成方法はこちら

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